国内で23カ所のホテルを運営する「ネストホテルジャパン」(東京都、河内中あたる社長)は、石垣市宮良で休業していたホテルを改装し、2026年冬にもリゾートホテル「THE NEST 石垣」を開業する。投資額は約50億円。琉球キャピタルと琉球銀行などが出資・融資した。

リニューアル前のEXES石垣(琉球キャピタル提供)

リニューアル前のEXES石垣(琉球キャピタル提供)

 琉球キャピタルと琉球銀行が、昨年休業した沖縄かりゆしリゾートエグゼス石垣を取得。ファンドなどの出資で設立した資産管理会社の「合同会社石垣宮良」を通じて、ネストホテルジャパンに運営を委託する。

 暫定的に4月から営業しているが、26年にリニューアル工事を行い、ネストホテルが新たに立ち上げた最上位ブランドのリゾートホテルとして生まれ変わる。

 改装費用は約20億円。外装や部屋の間取りは変えずに、内装を全面的にリノベーションする。建物は4階建てで、宮良湾を一望できる高台に立地する。敷地面積は約1万9583平方メートル。客室は全室オーシャンビューでバルコニー付き。現在の50室から54室に増やす予定。

 30~40代のファミリーや女性グループ、家族3世代での旅行をターゲットに定める。河内社長は「唯一無二のオリジナリティーあふれるホテルになるよう尽力する。石垣の発展にも貢献したい」と意気込んだ。

 琉球キャピタルは、運営する「琉球ファンド1号投資事業有限責任組合」を通じて出資した。琉球ファンド1号による投資は本件で最後となる。

 (政経部・玉城日向子)